ふだん着ている服の色で、とてもざっくりですが、パーソナルカラーのシーズンの傾向を予想することができます。 (あくまでもざっくりです)
今回はグレーです

パーソナルカラーシーズン別のグレー
グレーは白と黒を混ぜてできる無彩色です。
パーソナルカラーの基本理論ではグレーは基本的にブルーベースの人が似合う色とされており、とくに冬のカラーチャートには明るいグレーも暗いグレーもその中間のグレーも含まれています。
「じゃあ冬以外の人はグレーはいまいちなの?」かというとそうでもなく、
白に近い明るいグレーはサマーさんの方がより似合うこともありますし、
チャコールグレーはオータムさんにも映える人が けっこういます。
また、「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひやくねず)」という言葉があるように、
グレーはバリエーションが豊富な色なので
イエローベースの人に似合うグレーもあります。
とくにここ15~10年くらいで定番色になったグレージュは、
グレー+ベージュという黄や赤が入ったグレーで、春の人に合うとされています。

左上がやや黄みを帯びた明るい(高明度域)の春のグレー
左下がやや黄みを帯びた明るすぎず暗すぎず(中明度域)の秋のグレー
右上が明るい(高明度域)の夏のグレー
右下が暗い(低明度)の冬のグレーです。
グレーは「明るさ」なので、色味よりも明るさ・暗さで見たほうが、合うものを見つけやすいです。
そのうえで、明るめのグレージュが合えば春の傾向が強く、
白に近いグレーが一番似合えば夏、
暗めのグレーが合えば秋、
ライトグレーもミディアムグレーもチャコールグレーも似合えば冬の傾向が強いです。
(グレーより黒が合う場合も冬寄りです。)
もしいくつかグレーの服を持っていたら、
一番地味に見えない(疲れて見えない)、いつもと同じように見えるグレーを探してみてください。
【 色を見るときのポイント 】
・ノーメイクで試しましょう
白さが残る日焼け止めや下地、ファンデーション、カラーコンタクト、まつげエクステ、アートメイクはオフした状態で行うのがベストです
・色がついていない照明のところで見る
色つきの照明(青白すぎる蛍光灯も含む)の下では、お肌もお洋服も本来の色みとは見え方が変わってしまいます。(参照ツイート)
一般のお宅では昼白色と書いてある照明のお部屋で見るのがおすすめです
ドレープを使った実際の診断を受けてみたい方は、
パーソナルカラー診断 もご覧ください。
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