
カラーコーディネーターは、色の組み合わせを考える人です。
モノや空間のカラープランを考えて提案するのが カラーコーディネーター の仕事です。
カラープランナーやカラーコンサルタントなども、呼び方は違いますが同じ仕事です。
カラーコーディネーターが仕事をする分野は、ファッション、インテリア、エクステリア、プロダクト、フードコーディネート、フラワーコーディネート などなど、多岐に渡ります。
カラーコーディネーターの仕事は、デザインと結びつけて考えられがちなところがあるのですが、実は、「カラーデザイン」と「カラーコーディネート」は似ているようで違います。
カラーデザインは 作る作業の一部で、
カラーコーディネートはデザインされた製品の色使いを考え提案するのがメインです。
たとえばインテリアの分野では、たまにインテリアショールームに建材(壁材や床材)や建具(ドアや窓)の相談を受けるカラーコーディネーターさんを置いているところがありますが、
その場合のカラーコーディネートはコンセプトやイメージを決め、それを表現できる色使いに沿った家具や小物選びを提案します。(インテリアコーディネーターに近いです)
プロダクトのカラーバリエーションを打ち出したい企画などで、
デザイナーとは別にカラーコーディネーターが商品のカラー展開を提案することもあります。
こういった場合はプロジェクトチームの一員としてカラーに関わる部分を担当することになります。
(一般的には、プロダクトのカラープランニングはデザイン作業の一部なので、デザイナーの仕事であることがほとんどです。
商品企画などのカラーデザインをメインでやりたいのであればカラーの枠を越えてデザイナーを目指してみるのもおすすめです。
【カラーコーディネーターになるには】
まずは色彩検定か東商カラーコーディネーターの勉強をするのが近道でしょう。自分の得意な分野(ファッション・インテリア・プロダクト)などがはっきりしているとどんな風に仕事をしていきたいかのイメージもしやすくなります。