似ている色を見分けられるようになる方法

色彩検定の勉強に役立つ、似ている色を見分けられるようになる方法*なないろラボ東京 池尻大橋

またまたこの季節がやってきました。

色彩検定の勉強をしている人をカフェで見かけるようになる季節です。

次の色彩検定の試験日は11月13日(日)。

冬期は1・2・3級すべての級が実施され、
1級2次に進んだ人は12月までがオンシーズンです。

色彩検定の勉強をするときには、
まず全色相・全トーン(177色)の色を覚えますよね。

はじめて色の勉強をする人のなかには、
色の違いを見分けるのが難しい、個々のカラーカードを見ているとトーンを間違えてしまうという人もいるようです。

とくに、

  • ライトトーンとブライトトーン
  • ソフトトーンとダルトーン
  • ダークトーンとディープトーン

このあたりのトーンは、
「並べて見ているときは間違えないのに、個々でカラーカードを選んだら間違えてしまった」という人が多いトーン同士です。

カラーカードやテキストで実際に切り貼りしているうちに目が慣れると間違えなくなっていきますが、
検定までの限られた日数でマスターするにはそんなにのんびりはしていられないですよね。

そういうときにおすすめの、微妙な色の違いを確実に見分けられるようになる方法をお教えします。

それは、

「間違えやすいどちらかひとつのトーンだけを見るようにすること」。

似ているトーンの色を覚えるときは、
まずどちらかひとつに絞って覚えたほうが違いがわかるようになります。

1~3日間くらい、覚えると決めた方のトーンだけを見るようにしてみてください。
目が慣れると、他の似ているトーンとの微妙な違いがわかるようになっているはずです。

ちなみに、この一種類ずつ絞って覚えていく方法は、ビールや日本酒、ワイン、コーヒー、紅茶などの味の違いを知りたいときにも使えます。

色に限らず、似ているものの違いを知りたいときには試してみてください!

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