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映画「さくらん」の赤

前売りを買っていたのに、ロングランしそうだから大丈夫と思って2ヶ月・・・。
先週やっと、「さくらん」を観てきました。

「さくらん」は、安野モヨコさん好きの友達が
おもしろいからと原作の単行本を貸してくれて、
けっこう前ですが読んだことがありました。

小説でも漫画でも原作を読んだものは映画化・ドラマ化されても基本的に見ないのですが、
今回は蜷川実花さんの映像を見たくて行ってみました。

映画が始まってすぐの金魚や桜が、さっそく蜷川ワールドというか、いつもの蜷川さんの写真。
「蜷川実花の写真が、動いてる~・・!」と、少し感動。。
色彩づかいが印象的な写真家という印象がありましたが、映画になるとまた圧巻です。

2007041601.jpg

一番印象的だったのは、「さくらん」というストーリーを象徴し
引き立てているかのような、この映画における「赤」でした。

人々の欲望、情熱、熱気、狂気、怒り、嫉妬、生・・・
この映画における「赤」は、この映画のストーリーを象徴するものになっているなぁ・・と感じました。

夜の暗闇にぼうっ・・と揺れる、ちょうちんの赤・・
女郎達が着ている着物の赤・・
至るところに散りばめられた装飾の赤・・

空の水色と金魚の赤のコントラスも印象に残りました。
赤と青の対比。
金魚の「レッド」は生きる場所にいる・存在している自分、
空の「ブルー」は自由や憧れを象徴しているように見えました。
(もしくは、桜が咲いたらここを出る・・というビジョンを描くブルー。)

映像目当てで行ったものあると思いますが、見終わったあとに、こんなに強く色彩の印象が
残る映画(写真)は、なかなかありません。。観にいってよかったです。
かなり前から海外からも買い付けが来ていたそうですが、この映画は色づかい的にも外国の方には新鮮だろうなぁ。

あと、色の話からはそれますが、音楽も、この映画を語るに外せないです。
椎名林檎さんの4~5年前に発表されたシングル曲やアルバム曲が新しいアレンジで
使われていたのですが、ずいぶん前に作って後付けだったにも関わらず、
この映画のために書き下ろしたかのようにピッタリで、すごく良かったです。
好きなアルバムで今もたまに聴くのですが、イメージが新たに広がりました。

衣装も、普通の歴史映画では見れなそうな、
花魁かスターウォーズかという感じの髪の結い方とか、
着物の色あわせとか、裾の流れとかも、やけに美しく見えました。

ストーリーは、単行本になってる部分とかぶっていたのは、前半まででした。
原作の内容だけでも十分映画になったんじゃないかと思ってしまいましたが。。。
原作もこういう展開で完結していくのかな?2巻以降が出たら、読んでみたいです。

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