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約40年前の色の本: 「日本人の心と色」、「暮らしの色彩」

図書館で、約40年前と35年前に日本で出版された色彩の本を発見。

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こんなに前から、生活と色彩について書いた本があったんだなーと
少々びっくりしつつ借りてきました。

35年前に出版された「日本人の心と色」は、
今ある色彩の本は、これを参考書籍にして書かれてるものも多いんだろうなという感じ。
色彩検定講座やカラーコーディネートスクールでは必ず勉強することが記されていました。
内容的には古さを感じず、むしろ、
人の心って、時代であまり変わらないものなんだなぁと思いました。
配色にからめて現代にも通じる心の機微が書いてあったりして、おもしろいです。

約40年前に出版された「暮らしの色彩」は、
タイトルどおり「暮らし」に沿った内容なので、参考写真に時代感があふれていて、
現代には当てはまらないような記述もあったけど、
当時はどんな配色がおしゃれとされていたかとか、
どんなものに色彩コーディネートのお手本を見出していたかとか、
(服の配色のお手本に「セキセイインコの色彩」というのがあって、それは少々笑えました・・・。
イヤ、色を持つ鳥の羽根はほんとに美しいですけどね。)
どんなところに色彩設計を取り入れる必要性があると考えられていたかが、わかりました。

特にキッチンの色彩設計については、現代と当時の違いがはっきり出ていて参考になりました。
今はキッチンに白とか明るい色って普通だけど、昔は違かったんですね。
明度の低いグレー(暗いグレー)、茶色で統一されていて照明が暗い、
これではキッチンにいても楽しくないし疲れてしまうと記載されていました。

こういう本が読まれたり研究された結果、現代の暮らしの色彩があるんだなぁ。
色彩学や色彩設計と文化の進化が密接に関わってきたことがわかりました。
色彩の本は古くても大体20年前位のもので、それ以前のものはほとんど絶版になっているので、
偶然見つけた本だけど、読めてよかったです。
現代色彩史の勉強をしてるような気持ちでした。

なないろラボ 自分だけの色を探すカラーセラピー

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